2019年10月24日

It's サーカス劇場。

今月、関東を襲った2つの台風には、驚愕させられました。

我が家のある地区は、川沿いながらも幸いにして難を逃れましたが、

予想のつかない気象変動の中、日本のどこに何が起こるか、

ロシアンルーレットみたいなゾワゾワした恐怖を感じました。

物心両面における準備をしておかなきゃ!と思う一方で、

自分の中に、「とは言えまさかね」という正常性バイアスも

感じます。

改めて、人生は紙一重なのだなぁと思いました。


紙一重といえば、人生に突然降りかかるケガや病気もそうですね。

昨日は赤レンガ倉庫で開催中の、岡部文明さんの個展を見に

行きました。

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岡部文明さんは10代の頃、今日本中で大盛り上がりのラグビーを

プレーしておられましたが、頚椎損傷によって車いす生活となり、

その後絵の才能が開花して、画家となられた方です。

サーカスやピエロをテーマに作品を創作されているのですが、

一連の作品群から、若い頃のショックや深い悲しみ、苦悩、

またそうしたものに押しつぶされそうになりながらも、

やがて哲学や思想が目覚め、「生」というものを俯瞰的に見る

視点が育っていく内面の過程が、ひしひしと伝わってくる

ような気がしました。

「誰しもが、与えられた生を生きるのみ」という、

生きとし生けるものの根源的な哀しさと諦観、

そして共感という一筋の希望を、サーカスやピエロにたとえて

表現されているように感じました。


確かに、この世はサーカスみたいだし、

人はピエロみたいですもんね。

この世が自己を表現する華やかなサーカスの舞台なら、

その舞台裏は潜在意識であり、それこそが生の本質なのだ、

そんなメッセージを感じました。

全作品を見終わって、展示場を去る時には、

深い潜在意識の世界から脱け出たような、

瞑想状態から我に返ったような、

そんな不思議な気分になりました。

すんごい良かったです。(*^-^*)


改めて、人間の人生の舞台裏、この世の不条理の舞台裏について、

もっと探究したいというモチベーションを感じました。

しかし芸術的才能皆無の私、その探究をどう表現していくかが、

難題だなぁ〜。”(-“”-)”


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     何とも穏やかな運河沿いを散歩。
     ここも台風の時は、相当荒れたのだろうなぁ・・・。

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       平和な午後の、アマルフィカフェ。
posted by noa koa at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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